2013年5月23日木曜日

神社の立地場所を理解(しる)ということ

困ったら「神社」を探せ! 合意につながるカギがある

上記記事のタイトルは、やや釣りくささがあります。
地域性か、本文を読む前から「神社」「合意形成」などで、なんとなくの話は見えました。

詳しいことはリンク先を読んでもらえればいいと思います。

ただ、自分が聞いた神社とその立地については、ここで書かれていることとはまた少し違う話を聞いたことがあるので、それを紹介します。


ある島嶼地域には、非常に沢山の神社が祀られていますが、そのうち沿岸部にほど近い神社の一部は海面より10~15mほどの高さにあることが多いそうです。

その理由が、上記リンク先だと「過去に発生した津波の高さ」に依拠しています。
他方、この島嶼地域だと「縄文海進」だというものです。

その証拠?に、今の海水面から10~15mほど嵩上げしたマップをベースに沿岸部神社をマッピングすると、不思議なくらいに、その神社の立地場所が岬にあたることが多いのです。

ちなみに、この地域では巨木信仰、巨石・巨岩信仰など古い形の信仰もまだまだ残っている地域です。


この話は学術的な検証を経たものではなく在野の研究者から聞いたものなので、正確性やそもそも自分の理解が誤っている可能性もあるのですが……。

ともかく、「神社」の立地場所はやはり歴史的なものを経ている、と考えることは大事でしょうね。

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