今頃の時期は、二十四節気で言うと「小満」にあたり、さらに細かく分けた「七十二候」では「蚕起きて桑を食う」という時期だそうです。
小満
小満とは、いのちが、しだいに満ち満ちていくころのこと。草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日を浴びてかがやく季節です。
だそうです。
気温はすでに30度を超える日も出始めて、体感的には夏に入ったような気分もしますが、二十四節気では、これからどんどんいきものたちが活発に動き出していく時期。
まさに命がかがやく季節、ということですね。
七十二候
七十二候って知ってますか?七十二候とは、1年を24にわけた二十四節気を、さらに5日ずつくらいに細かく区切った季節を表しています。
日本てすごいですね。
四季→二十四節気→七十二候 と実に細かくわけています。これは、昔の人たちが自然の移ろいをよく観察していた、ということでしょうか。
では、蚕起きて桑を食う、とはどのような時期なのでしょう。
蚕が、桑の葉をいっぱい食べて育つころ。
ということです。
まんま、と言えばまんまですね(笑)
しかし、現代では「蚕」さえ身近ではなくなっています。養蚕が盛んだった頃があったという証拠であり、昔の風景に思い馳せるのもオモシロイかもです。
#参考文献
机において、ふと気分転換に読んでみると面白いですよ。やさしいタッチの挿し絵にも心癒されます。
白井 明大
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