2013年5月20日月曜日

独立起業のメリットは意思決定を自分でできる点

風呂に入りながらふと考えていた。
独立起業して何が自分の中で大きな意義となっているのか。

時間の自由度が増した、動きやすくなった、いろいろと挑戦できるようになった、いろんなことがあるんだけど、最終的にはひとつの結論に辿り着いた。

裁量権あるいは意思決定権を自分が持てる

ということに尽きる。


裁量権を自分が保持しているというのは、とても大きな変化です。

会社員時代の悩みのひとつは、各種プロポーザルへの応募の可否を会社の上で決められることでした。
自分が興味を持つプロポーザル案件の多くは、会社本体の専門からは外れており、採択の可能性は低いと見られたからです。企業ですので、企画提案書を作成する時間について、採択されればペイできても、採択されなければ水泡に帰すわけです。そんな中で可能性の低いプロポへの応募は「ムダ」であると判断されることも間々ありました。

こういう状況に対して、自分としては新しいカテゴリだとしてもその分野の状況を調べ、企画提案書としてまとめ、プレゼンをすることで知見を蓄積でき、次に似たようなプロポが出た場合はそれがアドバンテージになる可能性もある、と考えて上司とは掛けあったりもしましたが、なかなか難しい状況も多かったです。

企業経営として、取れるかどうかもわからないものに多大な時間を投入することのリスク回避はわかるんです。でも挑戦したかった。

ここが今なら、自分の判断として挑戦する/しないを決められる。この差は大きいです。

ただ、このような会社への不満や悩みだけを大きくして会社を辞めることはオススメ出来ません。
不満・不安を理由にすると、十中八九次の職場などでも同じようなことを繰り返してしまうでしょう。
個人的には、よほどのことがない限り正規採用されているなら、そこにしがみついてみるのがいいと思います。

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