2013年8月10日土曜日

ロケットの樹の下で|CHAGE and ASKA

CHAGE and ASKAの単独ライブにはじめて参加したのは『ロケットの樹の下で』が出た後に行われたツアー。

会場は遠い三重を選択し、前から2列目という奇蹟のような席をゲットしたことは今でもいい思い出。

当時は就職活動なんかが目の前に迫っていて、でも自分がしたいこともよくわからない状態で、少しだけ抱えているものがあった時期。


そんなライブで、はじめて体験するCHAGE and ASKAのライブ時空間に浸りながら楽しんでいた。
頭のどこかで「初めてだけど、さすがに泣くほどのことはないなー」と思ったりしていた。

そんな感想を大きく変えたのが今回紹介するこの曲、『ロケットの樹の下で』です。

この曲、実はリリース直後にはもちろん、購入してはいたんだけど、それほど突き刺さるものはないな、と感じていました。

でも、この曲の詞を噛み締めながら、ライブ空間にいると、タイミングもあったのだろうけど、ものすごく突き刺さる、でも励まされている、これでいいのだと思える、そんな曲でした。
当時印象的だった歌詞は、
ここは途中だ 旅の途中だ 時に周りの奴が 偉く思えて 取り残された気持ちになって 自分をうまく使えなくなる
この辺です。 とくに、劣等感が強い自分としては「時に周りの奴が~」の部分は、突き刺さってきました。 でも、「ここは途中」なんだ、と。 今この時点がゴールじゃないんだ、と。 このメッセージにどれだけ励まされたか。自分の選択に間違いがない、と思えるようになったか。 それから10年近く経過した今、歌詞を改めてみてみると、今の自分に引っかかってくるのは
悪いことがいくつか続いただけさ お前のコピーも 大人になれば解ってくれるさ
ここは途中だ 景色は変る 
この辺も、腹の中にストンと落ちてくる気がしますし、「景色は変る」という詞は今の自分にとって本当に力強く励まされます。 そして、これは今のASKAにとってもそうだと思います。 いま、いろいろと言われてるけど、悪いことが今いくつか続いただけ、また景色は変ると。
NOT AT ALL
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