ラベル ツーリズム の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ツーリズム の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013年10月18日金曜日

ジオパークである伊豆大島で甚大な被害が出た意味

伊豆大島は今回の台風で大変な被害が出ています。


そんな大型台風が近づく中、町長・副町長のトップ2人が当日不在だったとして「人災」だと批判している記事を見かけました。

批判するのは簡単なのですが、ここでは批判ではない切り口で考えてみたいと思います。

副町長は東京(本土)に出張中だったとのこと。詳細は不明。

町長は、記事によると15日から島根県隠岐の島町で開催中のシンポジウムに参加するため不在だったということです。
隠岐の島町での15日からのシンポジウムというのは、日本ジオパーク大会ですね。



ジオパークを理解していたのか問われる一件

ジオパークというのは、世界遺産の「地質版」と言われるようなものですが、本来的には性格が異なります。
が、門外漢ですので詳細は控えます。

町長不在の問題点は実はこのジオパークの動きにある、と感じました。

伊豆大島は2010年に日本ジオパークに認定されています。

伊豆大島ジオパーク公式サイト


ジオパークに対する個人的な理解は、

  1. 教育
  2. 観光振興
  3. 保全
  4. 防災
こういった切り口で考えられている、活用していこうと思われていると考えています。

まあ、現実的には世界遺産とともに2番めの「観光振興」への期待が、日本各地でジオパークの取り組みが広がっている実情だと思いますが。

ただ、それでも地学的素養を育むための教育活動や、次世代へと継承するための保全、火山や土砂災害等に関する防災学習なども各地で活発に取り組まれていると思います。

そうです。ジオパークに認定されるには、上記のような切り口での活動実績が求められるのです。
また、当然ですがそのためのジオパークの運営計画のようなものも求められます。


伊豆大島ジオパークにおける防災

個人的に問題だと感じているのは、今回は言うまでもなく4番目、「防災」です。

町長自身が釈明していたように、伊豆大島ジオパークでは「防災」は元々の資源でありリスクである火山と津波に比重が置かれていたようです。


ここが非常に残念かつ町長という立場にある人の理解、思考が停止していたのかなと感じる点です。


事前対策が打てるはずの土砂災害

この地球で暮らしていれば、さまざまな自然災害があります。
火山噴火もそう。落雷や地震もそうです。

しかし、これらは事前に危険を察知することは難しいとされています。火山はちょっと違うでしょうけど。

防災という切り口で考えたとき、数少ない「事前に察知できて、対策も打てる」災害の種類が実は土砂災害です。

土砂災害のメカニズムはまた別のところをご覧いただければと思いますが、土砂災害が発生するためにはまとまった雨量が必要です。

今回はどうでしょうか。大型の台風が接近していること、進路も予測されていました。
豪雨も予測できたことでしょう。

にも関わらず、ジオパークであるにも関わらず、土砂災害への予測・対応が遅れてしまったことが残念なのです。

しかも聞けば、今回土石流になった地域の表土は、1300年代に発生した火山灰土の地層だったという話です。
これもジオパーク的に考えれば、流されやすい、大雨に弱いということが考えることができなかったのか。

そこまで正確に予見できなくても、町長または副町長いずれかは残るという判断ができなかったのか。

対策が打てるはずの災害で、対策を打たなかったことがマズく、しかもジオパーク認定地の町長であるという事実が悲しい。

ただ、たしかに町長が釈明したように土砂災害に伴う避難を夜間に行うと被害がかえって拡大することもある。
そうなったときにどうするかを、集落単位で防災学習などでシミュレーションしておくことは重要なんでしょうね。

深夜2時に時間雨量100mmを超えました。
→行政職員役:あなたなら、避難勧告を出しますか、出しませんか。
→住民役:避難勧告が出されました。あなたなら、すぐに避難しますか、しませんか。

避難のルートが2つあります。
→橋をわたって河川を超えた先の高台に避難する
→橋などは避けられる範囲での高台に避難する
※以前実施した防災学習の中で覚えているシチュエーション・シミュレーションの例です。

などなど。いろんなシチュエーションを想定して、自分ならどう動くかを考える機会は大事です。


ジオパークとして

非常に重たい結果となり、まだ予断を許さない状況でもあります。
日本ジオパークである伊豆大島で、土砂災害が発生し、人的被害が甚大な状況を生じせしめたのは何だったのか。
全国のジオパークが考えなければならないことでしょう。

また、伊豆大島ジオパークとして、これからの活動がどうなっていくのかも大きな意味を持つと思います。


観光地の自然学―ジオパークでまなぶ
小泉 武栄
古今書院
売り上げランキング: 282,735

2013年10月16日水曜日

暮らしのある景観

台風の影響で風雨が強いので、先日快晴の日に撮った写真をUP。

ちょいちょいスギなどが植林されてますけど、パッと見た感じでは広葉樹も多くてもう少し冷えてくると紅葉も綺麗そうです。


写真中央下から煙があがってて、これがいい。

景観が良いというだけでなく、そこに人が居て暮らしがある、ということが瞬間的に理解できる。

景観と暮らし、両方あるからいい。


そこにあるものを食べ、暮らし、楽しむ。

2013年10月13日日曜日

秋のさんぽ

今日はたぶん、10km以上歩いた。

天気に恵まれて、とても気持ちのよい秋晴れの空の下を歩くことができたので、疲れたんだけど、気持ちのよい疲れだった。


普段だとなかなか気づかないことに気づいたり、知らなかった植物などを知ることができたり、楽しい時間でした。


ほんのちょっとした山をトレッキングしたりもしたので、そういうのに影響を受けやすい自分としては、しっかりしたアウターがほしいなーとか思ってしまいました。

2013年10月8日火曜日

明治だか大正だかの「年賀状」

先日、旧い醤油屋さんを見学する機会を得ました。

そこで、明治時代や大正時代の年賀状や広告、第一回帝国議会選挙の結果を報じる新聞などを拝見しました。

まさかそんなものがあるとは思いもせず、楽しかったです。

一番目を引いたのは、年賀状の「A HAPPY NEW YEAR」ですね。

昔の年賀状

広告

帝国憲法(M22)発布後初の選挙結果(衆議院):手書きメモより引用

2013年10月3日木曜日

“橋”にもいろんなデザインがある

川に架かる橋。

一口に橋と言っても、そのカラーリング、デザイン、構造は違います。

これはひとつの河川に架かる橋を少しばかり撮ってみたものです。

ひとつめはシンプルな構造に見えます。色は青。


二つ目は、色は青で同じですが、デザインは少し派手な印象を受けます。構造的にはトラス橋と呼ばれるものになるでしょうか。詳しいことはわかりませんが、解説したサイトを見ると、2連のトラス橋だそうです。

三つ目は、色も変わって緑です。こちらもトラス橋と呼ばれるものでしょうか。
こちらも解説したサイトによると、3連のトラス橋だそうです。


なかなか、こうして橋にフォーカスして見ることがないので、これはおもしろい体験でした。